BANXの日記

ゲームとか、たまにプログラムとか。

ゼノブレイド クリア感想とか

発売日に買って主に土日プレイで本日クリア。


・ボリューム
サブクエストもある程度やりながら本編を進めたので
80時間くらいでクリアしました。
サブクエスト一切無視しても50〜60時間くらいはかかりそうなボリュームで
社会人にとっては相当なボリュームかも。
これ全部の要素やり込もうと思ったら何百時間かかるんだろう…


MAPがかなり広いんだけど、ただ広くて何も無いということはなく
絶景のポイントがあったりジャンプをタイミングよくしないといけないところがあったり
時間や天候でいろいろ変化があったり
探索してるだけでも楽しめると思います。


・システム
戦闘の通常攻撃はオートなんだけど、
位置取りや攻撃のタイミングでのコンボの重要性、
敵の致命的攻撃を未来視で見て
それを事前に防ぐシステムなど、
戦略性があって結構戦闘も面白かったです。
全滅してもペナルティなし、
直前のチェックポイントからというのも気軽にできて良かったかも。


MMORPGとシングルRPGの融合というか、
洋RPGと和RPGのいいとこ取りというか、そんな感じで
洋RPG風に、様々なサブクエストを受けたり
オープンワールドなMAPでいろんな所を自由に冒険できるんだけど
メインストーリーは和RPG的で楽しめました。
イベントがフルボイス、プリレンダは一切無しで
装備品も反映されるというコダワリが凄かった。
装備品反映については、やってみるとこだわりが分かると思います。


一度見つけたMAPのチェックポイントには瞬間移動できるので、MAPが広くても移動は楽かも。
MAPはいくつかに分かれているんだけど、
そのMAP内を移動する際にはロードが一切無い、
他のMAPへ行く場合でもかなり短いのは凄いかも。


・ストーリー
ストーリーに関してはネタバレになるのであまり書かないけど、
二体の巨大な神の骸の上での物語、という時点で面白い設定だけど
かなり凝った設定になってたと思います。
キャラクターもみんな個性があって良かった。


・音楽
多くのフィールド毎に音楽が異なり、
しかも昼と夜でアレンジが違う、など
音楽にはかなりこだわられてる感じがします。
戦闘音楽とか、メロディを歌えと言われたら難しいんだけど
戦闘の状況を表現するイメージを感じられるし、
フィールド音楽はメロディも歌えるような印象的なものが多かったりと
場面によってBGMの使い方が上手く変えられている感じ。
演出もしっかりBGMとシンクロしていて良かったなぁ


・こんな人にオススメ
最近の日本のRPGはツマラナイと思っている人
Wiiを持っている人
若本ファン


ゼノブレイドをやって思ったこととか
Wiiはこれまでの「ゲーム機の性能のみの進化」から脱却したゲーム機なので
HD画質などを求めるのは間違っているのは分かっているんだけど
それでもHDでやりたいと思ったゲームでした。


任天堂の「発売日はゲームが確実に出せる状態になってから発表」という方針に改めて関心させられました。
最近のゲームは「納期までにできるだけ作る」が当たり前になっていて、
実際それが企業的には当然なんだけど、
ゼノブレイドには「納得いくまで作りこんだゲーム」というのを感じました。
昔のゲームってそうだったよね…