BANXの日記

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ゲーム感想 - Wii U レゴシティ アンダーカバー

Wii Uで発売された「レゴシティ アンダーカバー」をクリアしたので
感想をまとめてみました。


主人公が警察官なので、悪人を逮捕するのがメインのゲームかと思いきや
アンダーカバー(潜入捜査)ということで、
ギャング組織からの信頼を得るために、車両の窃盗や
囚人の護送妨害など、犯罪も行なっていきます。
しかし、残虐なギャングを演じるのではなく、
敵味方ともに個性のある楽しいキャラクターで、
ジョークの散りばめられたほのぼのとしたクライムゲームになっています。


最近の任天堂ゲームらしくなく、少々作りが荒く感じられるところもありますが、
箱庭系クライムアクションの入門にも最適だし、
そういうゲームの経験者にも楽しめると思います。
海外では前日譚である3DS版もあるようなので、
日本でも是非発売してほしいところです。


●良かったところ
・翻訳や吹き替えが良かった。
 特に、アメリカンなジョークも上手く翻訳されていて良かった。
・キャラクターがとても良かった。特にフランク・ハニー。
・グラフィックが綺麗で、遠景まで表示されていて風景を見るだけでも楽しめた。
・マップが最近の同様のゲームに比べて狭いような気がしたが、
 密度がとても濃く、やりこみ要素の量が圧倒的だった。
・クリア後に、アイテムの制限を緩和するアイテムを入手することができて、
 隠れた要素を探すのが楽になるのが良かった。


●不満なところ
・ロードがかなり長い。
・レゴでできたアイテムを壊した後、破片が邪魔でブロックを拾いづらい。
・赤ブロックやコスチューム、車両のアンロックが説明不足で
 終盤まで警察署で購入するのが必要なことに気づかなかった。
 アイテムを取得した時点でアンロックされても良いかも。
・車両アンロック画面のGamePadメニューのレスポンスが悪い(ロードが終わるまで操作できない?)。
・エクストラで解除するいくつかの要素(ガイドのスタッドが拾える、駅ワープ)などは
 最初から解放されていても良かったのではないかと思った。