BANXの日記

ゲームとか、たまにプログラムとか。

Kinectゲーム感想 体で答える新しい脳トレ

良い点
・トレーニングの数がそれなりにある
※追記 トレーニングの内容自体は新鮮で面白い
くらいしか思いつかない。


恐らく、Kinect同時発売ソフトの中で最もKinectを使いこなしていないゲーム。
手のトラッキングくらいしか使ってないんじゃないかな。


まずGUIや画面の遷移が面倒臭く、脳年齢測定には
起動→タイトル→Kinect IDを登録していてもユーザ選択
→ストレージ選択→脳年齢測定→正式測定→正式測定
という手順が必要。
正式測定という項目を2回選択しないといけない意味が分からない…
さらにゲーム中に他の人が脳年齢測るには一回タイトルに戻らないといけないとか、
なんのためのKinect IDなんだろう…
※追記 タイトル画面までにKinect IDで認識されていると
 ユーザ選択はナシになる模様。


今日のオススメでも、トレーニングが3つ選択されるのに
ひとつのトレーニング終了後、次のトレーニングをするという選択が無いのも意味不明。


また、画面に出ている数字を小さい順に押す、というトレーニングの場合、
DSで同じ内容があるとすれば、数字から数字へタッチペンを移動させる際、
タッチペンを浮かして移動、数字だけをタッチさせればいいんだけど
このゲームは移動させる途中で他の数字に触れてしまうと
その数字を選択したことになりミスとなります。
操作に慣れればなんとかなると思うんだけど、
もう少しなんとかならなかったのかなと思います。
例えば、数字を選択した後に手を前に出す
(Kinectアドベンチャーのボールを打つときのような感じに)
ようにすれば少しはそういう現象は減らせたと思うんだけど…


あとなんか川島教授のセリフも酷いというかなんというか…
「最低記録更新しました」とかいらんだろと思いました。


さすがにGUIもゲーム自体も、任天堂には遠く及ばない、というか
逆に任天堂は脳トレとかでもこだわって作ってたんだなーと
認識させられる内容でした。
※追記 トレーニング自体は足や腕、体を使って
まさに新しい脳トレなんだけど、もっと遊びやすく
作られていればよかったなぁという感じ。

Kinectゲーム感想 ダンスゲーム編

新ハードが出るとついついソフトを買いすぎてしまいますが、
予約した後、「ダンスゲームは二つもいらなかったかな?」と
ちょっと考えてました。
予約したのはKONAMIの「DanceEvolution」と
HARMONIXの「Dance Central」。
後者は日本では発売されてないので、プレイアジアでアジア版を購入しました。


で、やってみて思ったのは、
ダンエボは「ゲーム寄りのダンス」、
Centralは「ダンス寄りのゲーム」といった感じでした。


・判定処理
ダンエボは、もちろんゲーム画面のダンサーと同じ動きをしてもいいんだけど
所々で特定のポーズを取るコトで判定されます。
なので、ポーズ箇所以外はアドリブ、または何もしなくてもOKです。
(ダンサーと同じ動きをしていれば、判定は全てOKとなるようになっています。)
一方Centralは、ダンスの動きがすべて判定されます。


・ダンス振り付け
ダンエボは、難易度が異なっても曲ごとでダンスは同じ、
難易度があがればポーズを取る箇所が増えます。
Centralは、難易度が上がれば振り付けも代わります。
ただ、Centralのダンスはパターンの組み合わせなので
(サイドステップ→サイドステップ&Crap→…)
同じパターンが複数の曲で使われています。


・練習
ダンエボには、練習モードがありません。
難易度が低ければポーズ箇所も少ないので、
それで練習して高難易度に挑むようにデザインされていると思います。
Centralは、曲の前に任意でトレーニングを選択でき
その曲で使われるパターンのおさらいや練習ができます。
どこが悪いのか、などのアドバイスもあります。


・収録曲
ダンエボの方が、日本人好みの曲が多いかもしれません。
Centralは日本で発売されてないので当たり前かもしれませんが…


・総合
同じダンスゲームでも方向性は異なっていて、
どっちが良い!というのは言い切れないです。
というかどちらにも魅力があり、どちらも面白いと思いました。

Kinect βテスト感想など

実績やプレイ状況見るとバレバレでしたが、Kinectβテストに参加していました。
11/20、日本でのKinect発売に合わせてNDA解禁のため、
βテストに参加していろいろ気づいたことや感想など、書いておこうと思います。


・操作のラグ
以前より操作ラグがあると言われたKinect、実際にやってみると
ラグはあります。
ただ、人間というのは慣れるもので、ラグを考慮した動きを勝手にするようになるし
ゲームの方もラグを考慮してつくられているので、
全くゲームにならないという致命的な問題はありません。
また、初期のソフトはKinectの処理をソフトウェアで行っているようなので
今後出てくるソフトは改善している可能性もあります。


・メニュー操作
手がマウスの代わりになってメニューを操作するという感じ。
ただ、決定は項目に合わせてしばらく待つ、という操作なので
若干じれったい感じもします。
手をにぎると決定、なども設定できるようになればいいと思いました。
ページを送るときはポインタをマークに合わせて
素早く手をページを送りたい方向へ動かす動作なのですが
これはなんか近未来っぽくてカッコイイ感じも。
これも、手をにぎって掴んだ後に左右へ送る、という動作が
できるようになればさらに快適になるんじゃないかと感じました。
XboxガイドメニューのようなKinectガイドメニューを出すには
右手を真下、左手を斜め下に向けるジェスチャを行います。
が、これも表示されるまで時間がかかるので、
とっさに表示させるのは難しいんじゃないかと思いました。
もちろん、コントローラを持ってしいたけボタンを押せば
すぐガイドにアクセスすることもできます。


音声認識
Xboxメニュー画面でまず「XBOX」としゃべり、
続けてコマンドをしゃべることで実行されます。
音声認識は精度も高く、日本語の発音で問題ありません。
メニューを表示させた状態で「エックスボックスが○○〜」と
会話していると、Xboxが認識して次の命令を待ったりすることも。


Kinect ID
Kinectでは、カメラの前にプレイヤーが入ると自動でサインインする機能、
Kinect IDがあります。
最初にIDを登録するのですが、数分時間がかかります。
画面に指定された位置に立ち、指定されたカンタンなポーズをとる作業を
何度か繰り返せば登録されます。
服などが変わってももちろん認識するし、
数日髭剃りをサボってヒゲを生やしてもOK、
髪を結構さっぱり切っても認識しました。
こたつに入った状態でも認識されました。


・ハードウェア
Kinect側にも書き込み可能なメモリが付いているのか、
Kinect制御のソフトウェアは更新可能なようです。
これにより、パフォーマンス向上などが行われる可能性は十分にあります。
カメラは上下に自動で動き、位置を自動で判定する機能もあります。


・Live ビジョンカメラとの互換性
互換性は無さそうです。
Liveビジョンカメラ用のTotem Ballなどは操作できませんでした。
もちろん、ゲーム側がパッチで対応する可能性はありますが。


・空間認識
EyeToyやLiveビジョンカメラのゲームは「背景と現在の画像の差分」で認識していたため
精度はそこまで高くなかったのですが、
Kinectでは赤外線などを用いた新たな認識方法のため、
結構正確に体のポーズを認識するように感じました。
正面を向いて、手足を前方向へ出す認識は問題ありません。
Wiiでは突きなどの動作がしづらかったですが、Kinectでは普通にできます。
しかし、カメラが正面にしか無いため、後ろ方向への認識は苦手のようで
頭の後ろに手のひらを持っていくなどすると、カメラに手のひらが認識されなくなるので
少しヘンな認識になります。
また、前で腕を組んだりするような認識も苦手なようです。
このあたり、ある程度は改善されるのかもしれませんが。
体の前に交差などしない状態の手がある場合は問題なく認識されます。


・同時認識
現在のところ、2人同時プレイのゲームが多いですが
βで配布されたテスト用のプログラムで認識を確認してみたところ
3人でもきちんと認識されました。


・ゲーム
βテストでは「ジョイライド」「アドベンチャー!」「スポーツ」がプレイできました。


Kinect アドベンチャー!
アドベンチャー!はKinect入門にちょうど良いパーティーゲーム
オンラインもできたり、自分の動きを人形に覚えさせて
それをネットにアップするという遊びもできます。
収録ゲームのひとつ、ワイルドライドは
左右、ジャンプ、しゃがみを使い分けるので本当に疲れます。
疲れ度は、個人的に
ワイルドライド>>>ラリーボール>リバーラフティング>ウォーターパニック>スペースポップ
かな。


Kinect ジョイライド
このゲームは、正直コントローラーのほうがいいかもと思えます。
元々はXBLA用に開発されてたソフトなので仕方ないかもですが、
何も持たずにハンドルを持ったことにするのは少し難しい…
Wiiのハンドルをもってプレイすれば良いかもしれません。
また、あまりやりこんでないのでもう少しやりこめば感想も変わるかもしれません。


Kinect スポーツ
Wii経験者だと驚く「横への移動が必要」なスポーツゲーム
例えばバレーボールは、ボールを打つポーズをすれば良いだけでなく
ボールの落下ポイントへ移動しないといけません。
ただし、これは横へ一歩移動する程度です。
Wiiスポーツのテニスでついつい横に移動していた人も、
このゲームでは本当に横に移動しないといけません。
自分はバレーボール経験者だったので、バレーを主にやったのですが、
サーブの際、アンダー、オーバー、ジャンピングも
自分で動いた通りに打てるのはちょっとビックリ。
レシーブやトス、スパイクやフェイントなどもしっかりできます。


・総合
Wiiリモコンに初めて触れた時の感覚ふたたびという感じです。
これまでのゲームからまた少し進化したなと思います。
ライト向けゲームだけではなく、
重鉄騎やChild of Edenなど、魅力的なゲームも出てくるし
今後どうなるのかが楽しみなガジェットだと思います。

Fable3 感想

家を買って賃貸料で収入を得たり、街の人と仲良くなれて
結婚できる(同性愛者なら同性結婚もアリ)など、
本編以外にいろいろやることがあることで評判のFableだけど、
今回はサブクエストやメインクエストが個性的で面白いものが多く、
ストーリーを追っていくだけでも十分面白くなってると思いました。
特に実績付きのサブクエストは内容が凝ってたかも。


ゲームシステムとしては、前作はあらゆるパラメータや
メニュー項目が文字として表示されていたのに対し、
今作はできるだけアナログに、文字を用いたメニューなどは
極力撤廃して造られてるように感じました。
ポーズメニューは聖なる部屋という扱いになって
装備するなら装備品の部屋へ、着替えるなら服の部屋へ、
歩いて移動するようになっている(ショートカットキーもあり)し
ヒットポイントが全く表示されず、画面の赤くなりっぷりと
心臓の鼓動で体力を判断したりと、
できるだけ文字や数字を使わないこだわりが感じられました。
前作はノックダウンされると「傷の数」が増えてたけど
今回はパラメータにでないから傷はなくなったのかなーと思ったけど
数値として表示されないだけで自分の体に傷は刻まれるようで、
街の人に「傷が少ないね」と言われたりしました。
少ないってことはあるってことだよね…
実績やゲーム中手に入れた貴重品も壁に飾られたり、
お金を入手すると金庫にどんどんお金が積み上がっていったりと
数字や文字では無い面白さがありました。


オンラインで協力できたり、プレゼントを送ったりするだけではなく
プレイヤー同士で結婚したり子供が産まれたりまでできるのはまさに次世代的。


ただ、気になったのは致命的なバグが存在すること。
自分も一回、居るはずのNPCがいなくなり、進行不能になった状態でセーブされ
一切進めなくなったので、最初からやり直しました。
まだ最初(と言っても数時間はやっていた)だったので最初からやり直したけど…
他にも買った物件の管理ができなくなったり、細かいバグもあるので
これはなんとかして欲しかったところ。
バグさえ無くなれば、自信をもってオススメできるゲームだと思います。
修正パッチは来週あたり配信予定?


恐らく今後、DLCで新MAPや新クエスト等も出るだろうからこれも期待。